最近アジアの音楽シーンの勢いが凄まじい。

近年、アジアの音楽を世界的に知らしめたのはK-POPだったように思う。

2012年カンナムスタイルの大流行を皮切りに2021年にBTSがアジア人初となるBillboardで1位に。世界最大規模の音楽フェスCoachellaのヘッドライナーを2023年にBLACKPINKが務めるなど名実ともに世界に浸透しつつある。

しかしここ数年はその他のジャンルでも地位を確立しつつある。

今回は筆者も思う、特に勢いのある・おすすめしたいバンド、シンガーをご紹介する

HYUKOH

まずはすでにご存知の方も多いであろう、韓国出身のバンド、HYUKOH(ヒョゴ)

フロントマンのオヒョクの名前を逆に文字り、HYUKOHと名付けられた。

2014年に結成された4人組の彼らは2015年韓国の音楽受賞式MMAでTOP10artistを受賞。

今年のFUJIROCKにも落日落車と共に出演し素晴らしいステージを披露。

ファッション性も高く、熟練した曲は今や世界的にも浸透しつつあります。

アルバム名は全てリリース時の年齢から由来されてるといった遊び心も。

そんなHYUKOHは台湾のバンド「落日落車」(sunset rollercoaster)と24年に共同でアルバムをリリース。これがまた良い。

現代らしいハイセンスなファッションと肩の力が抜けたようなグルーヴ感のあるサウンド。

これは流行るわ。

・mindfreakkk

続いてはタイのシンガー、mindfreakkk。

今年は初来日である東名阪ツアーも予定されているジワジワ勢いのあるアーティスト。

初のアルバム「Museum of My Mess」は必聴。

筆者もLPを購入し聴き浸ってます。

シティポップさのあるサウンドから、幻想的なコーラスまでポテンシャル抜群の傑作です。

Tame impalaやRex Orange countyからも影響を受けているのも納得。

シングル「Have you ever」は世界的にもヒットし今後も目が離せないシンガーです。

とにかく一回聴いてほしい。

•宇宙人(cosmos people)

続いては個人的おすすめの台湾のバンド、宇宙人。

台湾枠はSunset roller coasterと悩みましたが、そっちは少しだけ前述したのでこっちを紹介します。

結成21年、中華圏最大の音楽賞である「金曲奨」にて最優秀バンド賞を受賞した宇宙人。

日本では2014年のサマーソニック出演を機にデビューしこれまで度々ツアーを開催している。

日本語での楽曲や、大瀧詠一のカバーをリリースするなど日本人が親しみやすいバンドだ。

Youtubeにライブ映像などもあがっているが、どこか安心感のあるルックスがまたいい。友達のお兄ちゃん感。

最後に

ここまで3バンド・シンガーをご紹介したが彼ら以外にも今年フジロック出演、来日公演を行うタイのバンド、YONPALAや去年来日ツアーを行った台湾のオルタナバンド、「拍謝少年」(sorry youth)などとにかくアジアの音楽シーンが熱い。どれも本当に良いです。

チェックはマスト✅

投稿者 THOM MARTIM