筆者はこの世に生を授かって20数年。

人生経験はまだまだ乏しいと感じていた。

さて、とある日筆者は家に帰れないことになり時間も深夜3時と

お手上げ状態であった。

街では20代の男女が笑いながら夜を使い果たしている。

筆者は考えた末、快活という一つの解決策を見出した。

しかし筆者は以前家の鍵を紛失し入れない状況に陥った際、一度快活にお世話になった。

その時のシャワーは快適とは言えず(本来ネットカフェなのだからしょうがないのだが)

仕事終わり且つ深夜3時ということで披露困憊であった筆者にとっては最善策ではないことに気づいた。

そうして決めた最終策はカプセルホテルだった。

以前行った温泉大浴場、サウナが併設されているカプセルホテルに行くことを決めた筆者は足早に騒がしい街を駆け抜けていった。

すぐにチェックインでき部屋に向かう。

あまりお金を使いたくなかった筆者は三段階あるグレードの一番低い部屋に。

部屋のある階は宇宙的な雰囲気で未体験ゾーンであった。

自分の部屋に入ってみる。

成人男性が足を伸ばして寝れるほどのスペース。

ライト、TVのようなもの、コンセント差し口。

ただ時間を寛いて消費するためだけの空間がそこにあった。

とりあえず横になってみる。

マットは硬すぎず十分に眠れるほど。

備えつけの枕は異常に固かったが布団は柔らかく寝るには文句のない設備。

扉は硬い布一枚。

セキュリティ的には緩々だが、皆同じ状況下なので不安はそこまでない。

とりあえず温泉に入り寝ることにした。

・冷房

今思うと照明と目覚ましのスイッチしか見つけられなかった筆者は冷房について何もわからないまま過ごしたことに気づく。

冷房はしっかり効いておりバスローブ1枚だった筆者は寒さに何度か目が覚め、布団を掛け直すことがあった。

チェックアウトしてこの記事を書いている今もお腹は絶好調とは言えない。(完全に自己管理の問題だが)

次はもっとしっかり設備を見てみて、より快適な夜を過ごしたいと思う。

・リピートしたいかどうか

チェックアウトは朝10時まで。

翌日も仕事があったが10時に出れば早いくらいなので9時半ごろまで就寝し、朝風呂も入りゆったりチェックアウトした。

朝の大浴場は国内外問わず旅行者っぽい方々と朝帰りっぽい人たちがせっせと体を流していた。

誰も談笑せず各々がただ課されたタスクをこなしていく様子は気を遣い合わず、筆者はとてもゆっくり朝風呂を堪能することができた。

大浴場、サウナが併設されてはいるがカプセルホテルという、夜をやり過ごす場所はみんなの目的がはっきりしている。

お風呂、部屋はとても静か。

清潔感も問題なくコンセントや自動販売機、喫煙所だってある。

快適に夜を過ごしたい人にとっては文句のない環境だった。

ちなみに今回の宿泊費は4000円。

何度もお風呂サウナに入れることを見越すと悪くないコスパでリピートしたいと思った。

一度トイレに行きたいのでここまでとする。

布団しっかり被ればよかった。

投稿者 THOM MARTIM

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