2024年12月11日大阪は中之島にある中央公会堂にてカネコアヤノの弾き語りツアーが開催された。

今年から弾き語りとバンドセットを名義変更によりはっきり差別化したカネコアヤノは単独演奏会でどのような演奏をしたのか。

今回はそのライブレポートとなる。

・(個人的)良セットリスト

まずはセットリストについて。

ネタバレダメ、ゼッタイな方は目でも瞑っててください。

アルバム「祝祭」からジェットコースターで始まった前半は人気曲を立て続けに演奏。

冒頭でいきなり筆者の好きな祝日を聴けたのはグッとくるものがあった。

今回のセットリストでは「タオルケットは穏やかな」からは2曲しかせず。

これは「タオルケット〜」はバンドありきの方が曲として完成しているからなのか、はたまたライブのコンセプトなのか。

・アコギとエレキギター

中盤にエレキギターへと持ち替え、ノイズや歪みを鳴らしながらの弾き語りは1人とは思えない完成度。

“ゆくえ“は思わず口が開いてしまうほど引き込まれる演奏だった。

・ソロでも変わらない激しさと表現力

カネコアヤノのライブといえば、その激しさと感情むき出しの表現力が魅力のひとつであろう。

林さんの激しいギターを筆頭にバンドセットの迫力は凄まじい。

しかし長年のファンならカネコアヤノとギターだけでの激しさもご存じのはず。

裸足でステージに現れ、MCなしのノンストップスタイル(それは今もだが)の頃から変わらない。

筆者はかなり前方で鑑賞したが、やはりその表情や思わず立ち上がるなど全身から溢れるエネルギーは凄まじかった。

・個人的ベストシーン

今回のライブの個人的ベストシーンは、”抱擁“を演っているシーンから。

「天井の角見つめ〜」の部分でカネコアヤノが天井を見ながら歌ったシーン。

彼女が曲、歌詞に入り込んで表現していることがわかるシーンだった。

投稿者 THOM MARTIM

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