筆者はチェルシーを応援し始めて9年目になる。
これまで様々な選手、監督が入出してきた。
監督とオーナー、または選手と監督との衝突で後味の悪い対談を余儀なくされた人も少なくはない。
しかしここ数年のチェルシーはかなりそれが多い印象だ。
マウントというクラブの未来をマンユナイテッドというプレミアの古強クラブへと売却。
その後のクラブを同じくユース育ちのギャラガーが支えてくれた。
マウントが出てもギャラガーがいるから。
そう思ったサポーターも多いはずだ。
昨季のチームを大きく支えた貢献度も高いギャラガーを干し、売却。(今となっては破談の可能性も出てきたが)
さらにユース育ちのチャロバーも干しあげ、移籍を迫らせている。
ここからは筆者の独断だが、クラブのトップチームにおいてユース育ちの生え抜きは特別なものだと思う。
ワンクラブマン、イタリアでいうバンディエラが英雄視されるようにユースからトップチームまで登り詰め活躍し、どんなチーム状況でも献身性を見せる。ましてやクラブに対する愛を公言している選手がどれだけ貴重か一言では表せない。
そんな選手をプレシーズンツアーメンバーから外し、練習すら参加させず売却を狙う。こんなリスペクトに欠けた扱いが許されるのか。
FFP違反やらなんやらで売却の必要はあるが、ここ数年の選手乱獲も相まって最近のチェルシーには怒りを通り越して呆れてしまう。
BIG6として名に恥じないクラブに成績はもちろん経営方針もきちんとしてほしいところだ。