駅のホームでふといいアルバム(EPも)の定義がこれじゃないかなというのが思いついたので書きます。
いいアルバムとは
アルバムの中の一曲一曲に世界観がしっかりあり、
かつアルバムとしての統一感がある。
です。
この2つがあるのがいいアルバムと思います。
かつ個人の音楽の好みが合致したらそれはその人の殿堂入りに入る可能性大です。
思春期に聴いてた曲は一生聴くというのがあります。
確かにそうですと。
てことはそれ以後に聴いた曲は一生聴かないのかと思ってたら、そうではないことがあるなと思いまして、
それで上記の仮説をたてました。
説明すると、
アルバムの中の一曲一曲に世界観がしっかりある
ほとんどの曲は当たり前ですがこれはあります。
もっと言うと、
曲を聴きながら脳内でビジュアル的に想像させてくれるもの
です。
歌詞の情景や歌い方、雰囲気、音のダイナミクスや、コードの展開などで脳内でビジュアル的に生み出させてくれるもの。
一曲一曲に世界観がある、ポジティブやネガティブなものなどさまざまなものがあります。
次に、
アルバムとしての統一感がある
これはもっと大きい枠組みでの世界観、一曲一曲が住んでる世界みたいな感じです。
雰囲気や空気感など土台になってるもの、これが曲ではなく曲全体、アルバムから生み出されるものです。
この世界観はどうやって生み出されるのかと考えると、
アルバムのジャケットの色や絵、
一曲一曲の世界観の連続性
テーマ
MVを見たならそれの世界観、
培ってきた感情や経験
と思ってます。
アルバムとしての統一感をアルバムの構成で言うと、
一曲目でアルバムの方針、世界観を感じさせてくれる、
4、5曲目までその熱を冷めさせず、世界観のスピード感を維持してる
6、7曲目あたりで休憩の曲がある(しかし世界観はしっかり維持)
8曲目以降でその休憩の勢いを利用して畳み掛ける
(キラーチューンなどがこの辺りに来たりする)
最後に休憩がある。
何曲目などはあくまで例ですが、こんな感じで構成があります。
ラップ系ならSkitなど、
museのabsolutionならInterlude、
Linkin parkのmeteoraならforwardなど
世界観を作り出すエッセンス的なんがあるさらにブーストします。
このアルバムとしての統一感はベストアルバムや良い曲を寄せ集めたのではできません。
これらができてると思ってるアルバムをあげると、
COLDPLAYのGhost Stories
There For TomorrowのNightscape
Radioheadのアルバム
あげるとキリがないですが、
とくにGhost Storiesは完璧だと思っております。
以上思いつきでした。