2024/05/28、Zepp Nambaにてカネコアヤノライブハウスツアー2024大阪公演が開催された。
筆者にとって1年ぶり3度目のカネコアヤノのライブ。
興奮冷めやらぬうちに書き残しておくことにする。
・ライブハウスでのライブ
去年はバンドセットでのライブ(単独)は大阪城ホール、フェスティバルホール、大阪城野外音楽堂で開催された。
それらとは比較的キャパ、規模の小さいライブハウスのツアーということでより音と距離の近さを体験することができる公演だった。
・懐かしい曲たち
*以下ネタバレあり
今回の公演では「とがる」「わかりやすい愛〜」
「ロマンス宣言」「恋しい日々」「カーステレオから」といった比較的前の曲をいくつか演った。
「とがる」「恋しい日々」は今公演で確実に最もフロアが沸いた瞬間だった。
「わかりやすい愛〜」に関してはよりロックテイストのアレンジが施されており、音源とは違う良さがあった。
・やっぱりアレンジ
カネコアヤノのライブは、音源では聴けないアレンジが魅力の一つだ。
アレンジ=歌い方はもちろんそうだが、なんといってもバンドによるアレンジ。
「僕ら花束みたいに〜」はドラムのリズムから何からかなりアレンジされていたり、「わたしたちへ」ではよりBPMが上げられていたり。
今回しなかったが「アーケード」も最近ではかなり早く演奏されており、より疾走感のある仕上がりになっている。
ドラムとベースが入れ替わり、より激しさの増したバンドメンバーだが、それがうまく作用しライブでは毎回食らわされる。
・カネコアヤノ
最後に。
4列目という前線で観覧した筆者が気になったのはカネコアヤノの表情だ。(タトゥーもそやけど)
ライブでは激しさや感情が全面的に出るカネコアヤノだが、今回はよりリラックスし楽しんでいたように見えた。
「とがる」の“だけど今日は楽しい”という歌詞のところで手を挙げ客を煽った。その後の照れ笑顔もライブではあまり見れない一面だ。
終盤ドラムの坂下さんが頭でシンバルを鳴らし流血するシーンがあったがそれをみても笑顔だった。
「燦々」で歌詞が飛ぶシーンがあり、一瞬悔しそうな表情をしたのも珍しい一幕であった。
次の大阪城野音ではどんなライブを魅せてくれるのか。
「かみつきたい」聴けたらええなあ