ついに出ました。カネコアヤノの新しいシングル。
「さびしくない」と題したこのシングルはタイトル曲とラッキーという曲がB面として収録されている。
筆者すぐさま再生ボタンを押した。
ラッキー
「ラッキー」と歌い出すこの曲はかなりスローテンポ。
歪んだギターがまず印象的だ
終始リズミカルなベースが強く響き、スローテンポだが確かにノってしまう曲調。
曲を通して転調というか演奏、声に強弱ある印象で、いつも通り「日常の肯定」を芯に伝えてくれる。
さびしくない
イントロ、Aメロから、「あーいつものカネコアヤノ節だ」と感じた。
初期から「祝祭」 「燦々」「よすが」あたりにかけてのバックコーラス(メンバーは変わってしまったが)が再び。
こちらも終始ベースが強く聴こえ、やはりメンバーが変わったことによる変化が感じられる。
「さびしくない」と繰り返すアウトロは、「タオルケットは穏やかな」と似た印象。
こちらもカネコアヤノの最も重要な魅力の一つ、「日常の肯定」を芯に歌いかけてくる。
まとめ
筆者は最近の中でもトップクラスに良い温度の曲なのではないかと思う。
前述したメンバー変更による変化がうまくハマってきたなという印象。
ラッキーはこれまでにありそうでなかったのではないか。ダークさもあり歪みも効かせ、それであってカネコアヤノらしいテンポの高低もある。
すでにライブで披露済みとのことだが、来月のツアーで聴けることが楽しみでならない。